受賞者

小野里 慧さん、
長岡 祐樹さん、
斎藤 隼さん

所 属

県立伊勢崎工業高校
e-sports同好会

プラン

ちいさな一歩から
大きな軌跡へ

同好会は昨年7月に発足しeスポーツの技術向上や小中高生による大会の開催、eスポーツ関連の仕事に従事することなどを目標に掲げ、実現のためにさまざまな取り組みを行ってきた。
伊勢崎市主催の大会などで実績を残して腕を磨いたほか、eスポーツイベントにボランティアとして参加し、企業と共に運営に携わった。それらのウハウを生かし、自校の球技大会でeスポーツ競球を新設。初心者でも楽しめるルール作りにも挑んだ。
工業高校の特色を生かし、eスポーツに関連した物作りにも取り組んだ。レーシングゲームで使われるコックピットは買うと高価だが、授業で学んだ知識を生かして設計から溶接、塗装まで行い、1万円以内で完成させた。
今後はショッピングモールでのワークショップや、市内の高校生を対象にした大会の開催などを計画する。3月で卒業する3人は「発足1年未満で 大賞を取れたこと、伊工を発信できたことがうれしい。これを機に同好会に入る後輩が増えて、自分たちの経験を生かしてくれたら」と期待した。

タイトル

iRacing　オープンの部

受賞者

松本優一さん(32)

所 属

イチバン

7人が決勝に挑み、7周のタイムを競った。うまくマシンが発進できなかったり、接触したりする車両を横目に安定したスタートを決め、序盤のリードを守り切った。
「スタートのトラブルに驚きつつも、無理をせずにタイムを上げて想定通りに進められた」と振り返る。
ゲーム自体は昨年のGeAで初めてプレーしたが、本人は全日本ラリーにも出場するリアルドライバー。その実力を余すところなく発揮した。

タイトル

グランブルーファンタジー ヴァーサス ライジング
オープンの部

受賞者

鎌田弘昭さん(37)

所 属

かう

人気スマートフォンゲーム「グランブルーファンタジー(GB)」のキャラクターが登場する格闘ゲームで、3ラウンド先取で勝利になる。
格闘ゲーム好きが集まるグループに所属。GBVSRは久しぶりのプレーだったが、むちを使う相手キャラの特徴を的確に押さえて反撃の隙を与えず、連続攻撃につなげた。
「勝てると思っていなかったので驚いている。楽しくプレーできればと肩の力を抜いて臨んだことが勝ちにつながったのかな」と受け止めた。

タイトル

ジャストダンス2025
オープンの部

受賞者

中曽根にこさん(8)、
りつさん(6)、
深沢香乃音さん(5)

所 属

みにるんず

「かわいい!」。元気いっぱいのダンスに会場が魅了された。画面に合わせて踊り、動きの正確性を競った。コントローラーを握った最年少の深沢さんは、体を大きく動かして着実にポイントを積み重ね「優勝してうれしい」と笑顔を見せた。3人は前橋市のダンス チーム「ハピアーズ」に所属。中曽根りつさんは「練習を頑張った」と振り返り、姉のにこさんは「いつかダンスの先生になりたい」と夢を膨らませた。

タイトル

ぷよぷよ™テトリス®２
学生の部

受賞者

桜井彩里沙さん(19)、
桜井竣介さん(15)

所 属

あ〜ちゃん&しゅん

彩里沙さんは友人とペアで優勝した第1回大会に続き、初出場の弟、竣介さんと2度目の優勝に輝いた。竣介さんは、降ってきた「ぷよぷよ」を連続で消す「連鎖」を序盤から小まめに繰り出し、対戦相手の連鎖を阻止する「おじゃまぷよ」を送り込む。とどめは彩里沙さんの「大連鎖」。準決勝では11連鎖で会場を沸かせた。
受験生の竣介さんとは練習が十分にできなかったものの「いい連携が取れた」と振り返る。「緊張したけれど、無事に勝ててうれしい」と喜んだ。

タイトル

太鼓の達人
ドンダフルフェスティバル
Under12&Over60の部

受賞者

猪熊庵さん(10)

所 属

ちぬふいあ

一度もミスをしないフルコンボで頂点に立った。「初めて優勝の気分を味わえて、すごくうれしい」とステージ上で飛び跳ねた。小学生の全国大会にも出場経験のある腕前だ。
自宅の練習では父お手製の台を使って立ってプレーする。座ってプレーする選手が多い中、本番でも普段通り、立ってばちを振るいコンボを重ねた。「緊張したけど、思い通り腕を動かせた」と笑う。「いろんな大会でもっと優勝したい」と目を輝かせた。